METライブビューイング④ タイス
METライブビューイング第4弾「タイス」を観てきました。
あのバイオリンの名曲「タイスの瞑想曲」で有名なマスネのオペラです。第2幕の間奏曲でコンマスであるDチャンによる独奏があります。静まり返った会場には流麗なバイオリンの音色だけが鳴り響き・・・・あまりの美しさに涙をこらえるのがやっと・・・・いつまでも聴いていたい気持ちでした。3幕フィナーレではタイスとアタナエルの二重唱で再びこの曲が登場します。
いい曲ですね~挑戦してみようかな^^
このタイスというオペラは大変難しく、歌える歌手が限られるのでめったに上演されないとか。。METでは1978年以来なんと30年ぶりの公演だそうです。マスネを演じるのはMETのディーバ、ソプラノルネ・フレミング、そしてアタナエルはバリトンの実力派トマス・ハンプソンという豪華顔合わせ。つまり実力派一流歌手による上等でレアなオペラということなのね。すごく得した気分です。
歌い手も一流なら舞台衣装も一流。マスネが纏う衣装は全てパリコレでお馴染、ラクロアのオートクチュールだとか。。。。お金かかってます!
そして驚いたことはルネフレミングの美貌です。豪華衣装にぜんぜん負けてません。
50歳近い年齢にはとても見えない完璧なまでのフェイスラインとボディラインです!驚異的なアンチエイジング術だ! いまやオペラ界はビジュアル勝負という認識を新たにしたルネフレミングの美しさでした。
ともあれ、素晴らしい公演でした。政治も経済も凋落傾向のアメリカだけど、エンターテインメント王国はまだまだ健在、面目躍如ですね。
by 5-saturn
| 2009-01-15 23:20
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