JALの行方は・・・
映画『沈まぬ太陽』を観た。
10分間のインターミッションを含めて3時間半の上映時間だったが、休憩など必要ない程映画に引き込まれた。実在の人物、会社とは全く関係ないフィクションと言っているが、明らかにJALの暗部を描いていることは誰が観てもわかる。紆余曲折を経てやっと映画化され、公開がこのタイミングだったことは大きな意味があると思う。
半官半民時代の旧経営陣と政治家との癒着、労働組合問題、等々の「膿」の部分が赤裸々に描かれている。JALの社員にとってはとても歓迎できるストーリーではない。
巷間、親方日の丸体質だの高コスト体質だのとよくいわれる。しかし、かつては日本の高度成長を支えるナショナルフラッグ、憧れの翼だった、政治に翻弄もされた。そこで闘い抜いた人たちのためにもJALの再生を期待したい。
最近は国内外でJALにお世話になることが多い。特に海外ではJALのCAのきめ細かなサービスや丁寧な言葉遣いに接すると何かホッとする。
JALの行方はまだ不透明だがこの映画を観てますます応援したくなった。
by 5-saturn
| 2009-11-02 23:00
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