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Der Rosenkavalier @ Met HD Live Viewing


メトの『ばらの騎士』は素晴らしかった!

最終幕のラストシーン、この作品一番の聴き所でもある三重唱の場面でついに涙がこぼれてしまった。いやいや、なんとも至福の4時間半であった。

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元帥夫人マリーテレーズを演じるルネ・フレミングの魅力が存分にひき出された舞台だったともいえる。このオペラの主題は「滅びの美学」だ。 フレミング自身も既におん年50歳、と確実に歳を重ねているわけだが、不思議なことに見る度に益々美しく魅力的になっている(アンチエイジングの賜物なのか・・・) 彼女の場合少なくとも「滅び」はあてはまらない。

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c0072847_1050534.jpg彼女の声はソプラノではあるが決してリリカルではない。中低音の情感あふれるまろやかな声が元帥夫人のキャラとが絶妙に絡み、元帥夫人の気高さ、哀感、無邪気さがビジュアルと歌で見事に伝わってくる。今や伝説となったエリザベート・シュワルツコフに並ぶシュトラウス歌いとして未来に語り継がれることだろう。ちょっと褒めすぎか^^
一方、『ばらの騎士』オクタヴィアンはというと
彼は紛れもない男なのだが、なぜか女性のメゾソプラノ(MS)が演じる。『フィガロの結婚』のケルビーノもそうだ。勝手な推測だが、当時ヨーロッパで流行ったカストラートが演じていた役なのかもしれない??


オクタヴィアンにしてもケルビーノにしても 宝塚の男役よろしく、若くて背が高く凛々しい中性的なビジュアルが好ましい。
スーザン・グラハムはすらりと背が高くハンサムな男役だ。オクタヴィアン役のキャリアも長く評判もよい。しかし、如何せん1959年生まれというからこの役はもう限界に近いと思う。なんたってオクタヴィアンは元帥夫人の「若いツバメ」ですから! 
個人的にはキルヒシュラガーのオクタヴィアンが好き^^






参考までにキルヒシュラーガーのオクタヴィアン映像ありました♪
 "Der Rosenkavalier" final trio  ( 中央:キルヒシュラーガー)


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by 5-saturn | 2010-02-04 23:21 | opera

@アルブレヒト・デューラーの家(2016/July)


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