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カテゴリ:movie( 38 )

映画 "Midnight in Paris"


第84回アカデミー賞(最優秀脚本賞)受賞作品、ウッディ・アレン監督、脚本『ミッドナイト・イン・パリ』を観た。

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あらすじは

【ギルは婚約者と共に、彼女の両親の出張に便乗してパリを訪れる。彼はハリウッドで売れっ子脚本家として成功していたが、作家への夢も捨て切れずにいた。あこがれの作家ヘミングウェイや画家のピカソらが暮らした1920年代の黄金期のパリに郷愁を抱いていた……ある夜パリの路地を酔って歩いていると、いつの間にか、20年代のパリにタイムスリップしていたのであった。。。】


そこにはヘミングウェイ、フィッツジェラルド夫妻、コールポーター、ジョセフィンベーカー、マンレイ、ピカソ、、、と後年ゴールデンエイジといわれる1920年代を飾った名だたるセレブが登場する、という典型的なタイムスリップ映画である。

20年代のパリと行き来できるようになったギルはそこで出会ったアドリアナに(モディリアニの元恋人で今はピカソの愛人)恋をする。彼女にとっての黄金時代はさらに時代を遡り1890年代のベルエポック時代だった。

気がつけばそこはベルエポックのムーランルージュだった。そこで出会ったロートレック、ドガ、ダリ、ゴーギャン、、、彼らは口をそろえてルネッサンス時代こそ黄金時代だと。。。。

つまり、「昔はよかったなぁ」と言う懐古主義者はいつの時代にも存在する。この映画は現状に不満を持ち過去に憧れる懐古主義を揶揄しているのだろう。おそらくウッディアレン自身が懐古主義者なのかもしれない。


ともあれ、タイムスリップは単純そのものだが、登場した歴史上の有名人そっくりさん達のそっくりぶりには驚いた! エイドリアン・ブロディ扮するサルバトール・ダリ、見事なキャスティングだぁ(笑)
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by 5-saturn | 2012-05-27 17:39 | movie

The Academy Awards 2011



毎年この時期になると、wowowでアカデミー賞・授賞式の模様を同時生中継で楽しんでいる。
午前9:00から延々4時間の放送である。しかし私とて終始TVの前に張り付いているほど閑を持て余しているわけではない。まして月曜の朝・・・である。 本編ではないので、そこは要領よく「ながら族」を決め込む。

ご存知のとおり、アカデミー賞作品賞は「英国王のスピーチ」、監督賞、主演男優賞、と主要三部門を攫う結果となった。

結論、今年のアカデミー賞は特に波乱もなく大方の予想通り可もなく不可もなく。
番組コメンテーターから「will win vs should win」のフレーズがやたら飛び交い、やや不満の声も聞かれた。

ゴールデングローブ賞で最優秀作品賞をはじめ最多4冠を獲った「ソーシャル・ネットワーク」はこのアカデミー賞では泣かず飛ばずの結果に終わり、私としては主要部門に絡んでもよかったのではとちょっと残念。

授賞式でもうひとつ楽しみなのが、女優陣が着飾ったドレスの数々! すんばらしい!

今年の司会進行はジェームス・フランコとアン・ハサウェイ、爽やかな若者二人だ。J.フランコは『127hours』で主演男優賞にノミネされていたが、残念ながらおっこち。
実はファンなんですよ^^
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『ブラック・スワン』で主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマンはRodarteのドレスにTiffanyのタッセル・イヤリング。ふっくらお腹に柔和な表情が印象的だ。
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婚約者のNYCBのプリンシパル、バンジャマン氏と仲良く・・・
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映画『トゥルー・グリット』14歳の美少女ヘイリー・スタインフェルド。
マルケッサのドレスが初々しい!ティーンエイジャーの活躍を期待したい。
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二コール・キッドマン健在!相変わらずの美白だ。
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ハル・ベリーはマルケッサのドレス。プレゼンターとして登場するもその存在感は抜群だ。
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ヴァレンティノの朱赤のドレスがよく似合うアン・ハサウェイ
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サンドラ・ブロック姐さんも朱赤で勝負!
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彼女らは必ずレッドカーペットの上を歩いて会場の中に入るので、赤いドレスはタブーとされていたらしい。しかしことしはそのタブーは何処へ・・・真っ赤なドレスがやたらと目に付いた。
アン・ハサウェイのドレス、素敵過ぎ!
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by 5-saturn | 2011-02-28 20:00 | movie

映画「ソーシャル・ネットワーク」を観た


今や時の言葉となったFacebook、現在世界中で5億人を超えるユーザーを持つ世界最大の交流サイトであることはよく知られている。映画「ソーシャル・ネットワーク」は、このFacebookが誕生したきっかけから全世界にサービスが広まるまでの波乱を描いている。面白い映画だった。

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当時ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグ氏が、恋人エリカとの口論(振られた)から一騒動起こしたことに端を発して生み出したのが、後に世界最大のソーシャルネットワークFacebookだと。

単にサクセスストーリーとして描くだけではなく、若者たちの心の脆弱さや野心、嫉妬、敵意を自然かつテンポよく描いている。青春映画っぽくもある。

主人公を演じるジェシー・アイゼンバーグの早口セリフはもはや言葉を超えてBGMのように心地よくも聞こえるが、あまりの早口と場面展開の速さについて行くのが大変だった。

今までヤフーのSNSには一応参加登録はしているが、Facebookにはあまり関心がなく知識も体験もない。むしろリスクを背負ってまで友達を輪を広げる必要性も感じないというのが本音かも。革命さえ起こしてしまう威力をもつFacebook、恐るべしである。

この映画は「今」と「未来」を知ることが出来る。私たちは目に見えないネット世界の持つ果てしない可能性と裏に潜む危険性に押し潰されないように取捨選択していかなければならないと思う。

映画のラストシーン・・・主人公がかつてフラレタ彼女エリカに何回となくアクセスするも全く繋がらない・・・・世界中の数億人とつながることができるFacebookを生み出した彼がたった一人の女性とも繋がられないのだ! なんとも皮肉で印象的な幕切れであった。
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by 5-saturn | 2011-02-23 08:21 | movie

映画 『Mao's Last Dancer』

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邦題「小さな村の小さなダンサー」を観た。
この作品はオーストラリアでベストセラーとなったリー・ツーシンの自伝小説を映画化したもので作者のリー役は英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のプリンシパル、ツアォ・チーが好演した。
あたかもバレエの公演でも観ているかのように、素晴らしいバレエシーンが劇中で繰り広げられ、それはそれは感動的なバレエシーンの連続である。得意の「グランジュテ」bravo!

作者リー・ツーシンは文化大革命が始まる5年前1961年、中国山東省の貧しい村に生まれた。村の小学校にバレエの英才を探すための視察団が訪れ、身体能力を買われて北京舞踏学院に入学した。当時北京舞踏学院長は毛沢東夫人、あの江青だった。タイトル「mao's Last Dancer」の由来はここにある。

厳しいトレーニングの日々に幾度も挫折しそうになるが、ある時ソ連の名ダンサー、バリシニコフのビデオを見てからというもの一気にバレエへの思いが彼のなかで確固たるものになって行く。

18才の青年に成長したリーは3ヵ月の米国留学を命じられる。米国に降り立つと初めて見る近代的な街、ビル群、車の多さ、自由な気風に大きなカルチャーショックを受ける。

当時のことを「米国はイメージと全く逆だった。一番幸せな国は中国だという毛沢東の教育が間違いだと気づいた。最終的に自分の目で見たものを信じようと決めました」回想している。

その後米国人ダンサーと結婚して亡命した。(現在はオーストラリアに暮らしている)

あれから29年が経ち、経済的の面ではアメリカに追いつき追い抜かんばかりの勢いで成長し続けている。おそらく今では中国の若者が米国を訪れてもほとんど違和感はないだろう。しかし中国が共産主義であるかぎりそこには真の「自由」はないのだ。

この数十年間中国の変化の激しさをあらためて感じた一本だった。
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by 5-saturn | 2010-09-19 22:24 | movie

连续剧 「似水年华」


このところ毎晩就寝前に観ている中国ドラマがある。
タイトルは 『似水年华』  ~歳月、水の如く~




チャイ語クラスの友人Mさんがチャイ耳の鍛錬にと貸してくれた。
1話が45分、全篇23話もある。 なんとDVD23枚だ。

毎晩1話を目安に観ることにしているが、たまにノッてくると続けて観ることもある。 
このルーティーンが、かれこれ10日ほど続いている。現在15話観了。

物語は中国江南地方の水郷「鳥镇・うちん」と「台北」いう対照的な町を舞台に繰り広げられる。鳥镇にある古い歴史をもつ立志書院は現在は古籍の図書館になっている。
主人公のひとりであると斉おじいさんは、この書院で共に古書の修復をしている。斉おじいさんには観光ガイドをしている息子と藍染工房で働く妻、孫娘がいて妻の妹默默同居している。彼女は文に好意を持っている。

そんなある日、町に台北から有名なファッションデザイナー(実は人妻)が率いる雑誌撮影チームがやってきた。書院の古い佇まいに深い感動を覚える英だった。翌朝、一人で書院を訪れた英が文と出遭う。その瞬間、まるで時が止まったかのように見つめあう二人、「追憶の愛」がここから始まったのである、、、、、

鳥镇の街並を背景にそこで暮らす人たちの家族愛、文と英の遠距離純愛の行方やいかに・・・長すぎて途中ダレる部分もあるが、最後どんな結末が待っているのか楽しみである。

数年前この鳥镇に行ったことがある。
魚の鱗を思わせる独特の瓦屋根が連なる古色蒼然とした街並、運河の至る所に架かる趣のある石橋などなど・・・私にとってはじめての中国はとても印象深いものだった。

実はこのDVD、チャイ語の教材として使われているそうだ。中国語(簡体字)の字幕はあるが、日本語字幕はない。中国語字幕だと日常多用される単語、フレーズ、場面に即した言い回し等々を目で確認できるので、確かに勉強になりますなぁ~
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by 5-saturn | 2009-12-09 22:47 | movie

JALの行方は・・・


映画『沈まぬ太陽』を観た。

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10分間のインターミッションを含めて3時間半の上映時間だったが、休憩など必要ない程映画に引き込まれた。実在の人物、会社とは全く関係ないフィクションと言っているが、明らかにJALの暗部を描いていることは誰が観てもわかる。紆余曲折を経てやっと映画化され、公開がこのタイミングだったことは大きな意味があると思う。

半官半民時代の旧経営陣と政治家との癒着、労働組合問題、等々の「膿」の部分が赤裸々に描かれている。JALの社員にとってはとても歓迎できるストーリーではない。

巷間、親方日の丸体質だの高コスト体質だのとよくいわれる。しかし、かつては日本の高度成長を支えるナショナルフラッグ、憧れの翼だった、政治に翻弄もされた。そこで闘い抜いた人たちのためにもJALの再生を期待したい。

最近は国内外でJALにお世話になることが多い。特に海外ではJALのCAのきめ細かなサービスや丁寧な言葉遣いに接すると何かホッとする。

JALの行方はまだ不透明だがこの映画を観てますます応援したくなった。
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by 5-saturn | 2009-11-02 23:00 | movie

映画 『君に微笑む雨 /好雨時節』


韓国俳優チョン・ウソン主演、映画『君に微笑む雨』をwowowで観た。
11月14日の日本公開を前に異例の放映である。
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中国四川省成都を舞台に運命に翻弄される男女の恋の行方を切なく描いている。
原題の「好雨時節」とは、杜甫の有名な詩の一行で、“良い雨は、降るべき時期を心得て降ってくる”という意味。劇中でも、2人の気持ちをくみ取るように、効果的に雨が演出されている。
韓国映画でありながら基本的に台詞は全編英語、時には韓国語と中国語も入ったりするので三ヶ国語が飛び交うことになる。 有意思!



主演のチョン・ウソンは『私の頭の中の消しゴム』で大ブレイクした韓国映画スターだ。
垢抜けた小澤征悦ってな感じ?
彼は「映画俳優」の肩書きに純粋な憧れがあるという。TVドラマでブレイクする他の韓流スターとは一線をかくした存在だといわれている。韓流にはあまり関心のない私ですがチョンウソンの映画は別ですな(笑) 
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by 5-saturn | 2009-10-18 14:31 | movie

映画 『花の生涯・梅蘭芳』


先週のことですが、映画「花の生涯・梅蘭芳」を観てきました。

あの「さらば我が愛・覇王別姫」で一世を風靡したチェンカイコー監督による
往年の京劇女形の大スター梅蘭芳(メイランファン)の生涯を描いた作品です。

「さらば我が愛・覇王別姫」は秀逸な映画でしたね。ビデオやDVDで何度も繰り返して観たものです。レスリー・チャンの目を見張るほど美しい女形がしっかり目に焼きついています。それに比すると、今回レオン・ライ(黎明)の女形はやや線が太すぎの感は否めないかな。
むしろ少年期を演じたユイ・シャオチュンのほうが出番が少なかったものの好演が光ります。
その美しさはレスリーチャンに優るとも劣らないかも。。。

この映画で最もチェン・カイコーらしさが出ていたのは
前半部で描かれている師弟対決のくだりでしょうか。たいへん見ごたえがありました。
「覇王別姫」を彷彿とさせます。

もうひとりの主役は何といってもチャンツイー(章子怡)でしょう。
いつもなら映画に華やかさを添える彼女ですが、今回はなんと、梅蘭芳の相手男役として登場!しかし、チャンツイーの男役(京劇の)はいささかムリがあります。恋人を演じる時は女性なので言う事なしですが・・・

彼女の出番シーンはほんのわずかですが、ギャラはなんと200万ドル超らしい。
主役のレオンを遥かに凌駕していることは言うまでもない。ハリウッド女優おそるべし!


余談ですが、以前北京に行った時に訪れたレストラン「梅府家宴」は梅蘭芳が暮らしていた
邸宅を改装したものです。胡同にある瀟洒な四合院造り、北京の古き良き時代の風情あふれる建物でした。
また行きたいね^^
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by 5-saturn | 2009-03-25 23:54 | movie

映画 "The Curious Case of Benjamin Button" 


先週のことですが、映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 を観ました。

80歳で生まれ年を取るにつれて若くなっていく男の生涯を描いた本年度アカデミー賞主要部門にもノミネートされている今話題の映画です。

c0072847_2285747.jpg幼い頃に出逢ったデイジー(ケイト・ブランシェット)と近づきまた離れ、二人の成長していく姿を対比することで、普通とは違う人生を送らざるを得ないベンジャミン(ブラピ)の悲しさが更に強調される。 そして年を取るにつれ若返るベンジャミンを通して、自分の老いを実感させられるデイジー。 年齢を重ねることの切なさがじわーっと伝わります。

たしかに、ブラピは超がつくほどかっこイイし、ストーリーもファンタジックで面白い。  
でもアカデミー作品賞を獲るのは難しいだろうな。。。。
 
老いと若さを一貫して丁寧に演じているところは、それなりに評価はできる。
しかしその演技力をカバーして余りあるのが特殊メイクだったりCG合成技術の素晴らしさです。この映画の見どころのひとつと言っても過言ではないと思う。
彼らの実年齢はいったいいくつなのかわからなくなってしまう程です!

評価されるとすれば作品賞というよりもむしろ特殊メイク賞とか脚色賞あたりが妥当かも。。。 さてどうなるかは23日のお楽しみ!ということで・・・
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by 5-saturn | 2009-02-14 22:16 | movie

映画 『007 慰めの報酬』


『マンマミーヤ』と、どちらにしようかと迷ったが007にした。

前作『007カジノロワイヤル』を観た後この続編は見逃せないと思っていたので
まずはこれから観なくちゃ・・・・
前作の一時間後から始まるという設定。007シリーズ初となる続き物なのです。

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前作から登場したジェームズボンド役のダニエル・グレイグは当初正直言って期待薄でしたが、これが意外やハードでスタイリッシュで素敵でした。 ものすごくジェームズボンドしてますよ。
トムフォードのスーツも着こなしばっちりのパーフェクト! えくせろーん!
さらにボンドガールのオルガ・キュリレンコもプラダのドレスを媚びることなくエレガントに着こなしている。 

この二作でアクションのかっこよさだけではなく人間ジェームスボンドの繊細な内面描写が際立つ。ど派手なアクションとシリアスな人間ドラマが同居する、そんな映画になっています。

イタリア、オーストリア、パナマ、英国、チリ、世界中をまたにかけ、ボンドワールドを彩るラグジュアリーなテイストは今もなお健在なり。

『マンマミーヤ』どうする?
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by 5-saturn | 2009-02-05 23:05 | movie

@アルブレヒト・デューラーの家(2016/July)


by 5-saturn
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