Met Live Viewing ③ 「ファウストの劫罰」
Met ライブ・ビューイング・'08~'09シーズンの第三弾、ベルリオーズ作曲「ファウストの劫罰」を観てきました。ベルリオーズといえば「幻想交響曲」があまりにも有名ですが、劇的物語「ファウストの劫罰」はドイツの文豪、かのゲーテの代表作「ファウスト」をベースにつくられたベルリオーズの代表的なオペラ作品であります。一幕の始めに登場する「ラーコーツイ行進曲」はクラシックファンならずともよく知られた旋律です。
ファウスト役のジョルダーニ(Tenor)、メフィスト役のレリエー(Bariton)、マルガリータ役のグラハム(M.soprano)、主役は文句なしの実力者揃い。
さらに今回はそれだけにとどまらず話題を呼んでいるのが、あっと驚く演出。Metの初プロダクションといわれるロバート・レパージュの映像マジックだ。こういう試みによって総合芸術としてのオペラの可能性がさらに広がっていくのではないかと思う。
ところでメフィストを演じたレリエーは悪魔にピッタリはまってました♪ゴキブリのような衣装はちょっと笑えましたけど・・・
来年(2009/3/15)に行われるMet125周年記念ガラコンサートで、なんとレリエーがメフィストを歌うそう~です。
そしてドミンゴ、フローレス、デセイ、ハンプソン、ホロトフスキー・・・・綺羅星のような歌手面々ももちろん出演します♪ あーNY行きたいっす。。。
by 5-saturn
| 2008-12-16 23:42
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