ロワール渓谷古城巡り
『La Maison Jules』
駅にほど近い住宅街にありホテルと言うより
瀟洒な邸宅風。
中央に木製の大きな扉を発見!
どうやら玄関入り口のようですが、重い扉を引いても押しても、一向に開きません。
横のプッシュボタンを押したところ、直ぐにマダムが出て来て
「Bienvenue !!」と
身振り手振りを交え、満面の笑みで迎え入れてくれました。
右手がホテル入り口です。
二階には5つの客室があります。
「コーヒーは自由にどうぞ」
「大きな冷蔵庫もお使い下さい」と、マダム。
コーヒーメーカーの使い方を教わりました。
とても話し好きのマダム
「英語でもフランス語でもお好きな方ではなしましょう」と
私は片言のフランス語で夫は英語で暫し世間話。次第に打ち解けてきたところで、二階の部屋に案内されました。
夜9時には玄関の門に鍵を掛けるので暗証番号と鍵を渡されるなど、ちょっと面倒ですが
マダムが家族の様に接してくれるのが嬉しい。
鍋一杯のムール貝には、思わず引きましたが、余りの美味しさに完食。
お腹いっぱいでホテルに帰還。
翌朝7時30分に一階のダイニングで朝食。
コーヒー又は紅茶、パンと好みの卵料理、フルーツ、ヨーグルト
アメリカン・ブレックファーストです。
マダム手作りのパンは絶品!
他のゲストも交えながらの朝食タイムとなりました。
今回は城巡りツアーに参加して4カ所の城を効率よく廻る予定。
同行は女性のガイド兼ドライバーと日本人男性一人とフランス人親子3人です。
ガイドさんは日本人とブラジル人とのハーフ。
日本語、フランス語、ポルトガル語、英語が話せるマルチ・リンガルな女性です。
ここは晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチが暮らした所であり、お墓もあります。
城のある高台からはロワール川とアンボワーズの町が一望の下に見渡せ、まさに絶景です。
午後はシュベルニー城からスタート
17世紀に出来た城ですが、土地は600年間オーナーは変わっておらず、200年前から現在までオーナーファミリーが住んでいるそうです。いやはや、気が遠くなりそう。
夏には野外コンサートや盛大な花火も打ち上げられ、さぞかし美しいことだろうと想像されます。
ロワール古城巡り、想像以上に素晴らしく
まるで、中世の城にタイムスリップしたかのような愉しい一日でした。
このあと、サン・ピエール・デコー駅発のTGVでパリに戻りました。
by 5-saturn
| 2017-10-23 22:40
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