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*** 私のお気に入り ***

ロワール渓谷古城巡り


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トゥールの宿は個人経営のプチホテル
  『La Maison Jules』
駅にほど近い住宅街にありホテルと言うより
瀟洒な邸宅風。
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中央に木製の大きな扉を発見!
どうやら玄関入り口のようですが、重い扉を引いても押しても、一向に開きません。
横のプッシュボタンを押したところ、直ぐにマダムが出て来て
「Bienvenue !!」と
身振り手振りを交え、満面の笑みで迎え入れてくれました。
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中に入ると、樹々に囲まれた素敵なパテオがあり、向こうにマダムの自宅が見えます。
右手がホテル入り口です。
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一階はリビング、ダイニング、キッチン
二階には5つの客室があります。

「コーヒーは自由にどうぞ」 
「大きな冷蔵庫もお使い下さい」と、マダム。
コーヒーメーカーの使い方を教わりました。

とても話し好きのマダム
「英語でもフランス語でもお好きな方ではなしましょう」と
私は片言のフランス語で夫は英語で暫し世間話。次第に打ち解けてきたところで、二階の部屋に案内されました。

夜9時には玄関の門に鍵を掛けるので暗証番号と鍵を渡されるなど、ちょっと面倒ですが
マダムが家族の様に接してくれるのが嬉しい。
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客室にはそれぞれに名前が付けられており
インテリアにも拘りが感じられる素敵な部屋です。
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夕食は近くにある老舗のブラッセリーでムール貝、ピザ、サラダを注文。
鍋一杯のムール貝には、思わず引きましたが、余りの美味しさに完食。
お腹いっぱいでホテルに帰還。
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翌朝7時30分に一階のダイニングで朝食。
コーヒー又は紅茶、パンと好みの卵料理、フルーツ、ヨーグルト
アメリカン・ブレックファーストです。
マダム手作りのパンは絶品!
他のゲストも交えながらの朝食タイムとなりました。
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9時にホテルをチェックアウト、これからロワール川城巡りに出かけます。

今回は城巡りツアーに参加して4カ所の城を効率よく廻る予定。
同行は女性のガイド兼ドライバーと日本人男性一人とフランス人親子3人です。

ガイドさんは日本人とブラジル人とのハーフ。
日本語、フランス語、ポルトガル語、英語が話せるマルチ・リンガルな女性です。
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まず初めに訪れたのは、アンボワーズ城。
ここは晩年のレオナルド・ダ・ヴィンチが暮らした所であり、お墓もあります。

城のある高台からはロワール川とアンボワーズの町が一望の下に見渡せ、まさに絶景です。
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死の床にあるダヴィンチを描いた絵画
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ダ・ヴィンチは同じ敷地内に建つこの教会に眠っています。
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次にシュノンソー城
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落ち葉の並木を通り抜けると、目の前に
シュノンソー城が現れます。

この城に纏わる女の戦い、つまりアンリ2世をめぐる愛妾ディアーヌと、正妻であるカトリーヌ・ド・メディシスとの戦いは歴史好きの人には堪らないでしょう。

城の両サイドにディアーヌの庭とカトリーヌの庭が配置され見事に手入れされています。
城はカトリーヌの庭からの眺めが最高に美しいそうです。 

カトリーヌの庭から見た
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ディアーヌの庭から見た
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代々この城に住んだ王や王妃の寝室、居室は豪華絢爛。
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地下厨房も必見です
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午後はシュベルニー城からスタート
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17世紀に出来た城ですが、土地は600年間オーナーは変わっておらず、200年前から現在までオーナーファミリーが住んでいるそうです。いやはや、気が遠くなりそう。
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600年間正確に時を打つ時計、凄い!
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部屋ごとにイソップ寓話に登場する動物(LEGOで作ったもの)が飾られています。
親子づれには大人気の様です。
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手入れが行き届いた庭には色とりどりの花、野菜が鮮やかに調和しています。ハロウィン用のカボチャもありますね。
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最後はロワール渓谷最大の城であり世界で最も美しい建築物に数えられるシャンボール城。
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見どころのひとつが有名な二重らせん階段。

2人がそれぞれ上下から階段を使用しても
絶対に出会わないが、欄干の隙間からお互いの姿が見える建築の傑作です。
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テラスから見た広大なフランス庭園
夏には野外コンサートや盛大な花火も打ち上げられ、さぞかし美しいことだろうと想像されます。

ロワール古城巡り、想像以上に素晴らしく
まるで、中世の城にタイムスリップしたかのような愉しい一日でした。
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このあと、サン・ピエール・デコー駅発のTGVでパリに戻りました。





by 5-saturn | 2017-10-23 22:40

Lisbon:18.Jun.2019
by 5-saturn
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