STAATSOPER TV で「ワルキューレ」
ミュンヘン 、バイエルン歌劇場で上演中の
ワーグナー楽劇「ニーベルングの指環・ワルキューレ」をライブストリーミングで視聴しました。
今シーズンのバイエルン歌劇場では
順次リングZyklusを上演しています。キリル・ペトレンコ指揮とあって、そのチケット争奪戦は熾烈を極め、ネット入手は粗不可能に近いとか。
オペラファン垂涎の演目を無料配信するとは
なんとも太っ腹な!
バイエルン歌劇場、やるわね!
それにしても
如何せん、ワーグナーものは長い!
ライブストリーミングとなるとそこが大問題。
なんと「ワルキューレ」はインターバル含め5時間半(日本時間・AM1時〜6時半)
オーマイ! 完徹じゃないの ‼︎
時差地域の考慮して、24時間オンデマンドしてくれるので、翌日まで視聴可能ですが
字幕(英語のみですが)有りはライブ時のみ。
取り敢えず、ギリまで頑張ることにしました。
ま、事前に仮眠を取っていたのでなんとか視聴完遂出来ましたが・・・午前中一杯はモノにならず。
「ワルキューレ」と言えば
世間では、あの勇壮なメロディーがよく知られていますが、実はジークムントとジークリンデの男女愛、ヴォータンとブリュンヒルデの親子愛に内在する心の襞を丁寧かつ優しく寄り添う繊細で叙情的な旋律が聴く者の心を揺さぶる、そんな場面が多くあります。
ペトレンコは作曲者の意図が込められた人物の心情を音楽(オケで)で丁寧に描写できる
まるで画家の様な指揮者だと思う。
一方
歌手陣も素晴らしい。
ジークムント役のサイモン・オニール、
F.フォークトに似た美しい声質でありながら高音の迫力も有りとても良かった。
ドイツオペラ界の層の厚さを感じますね。
それから、ブリュンヒルデ役ニナ・ステンメの揺るぎない存在感、さすがの貫禄です。
私、ペトレンコの音楽は未だ生の演奏を聴いた事はありません。
(昨年来日の折チケット争奪戦に敗退)涙
またチャンスがあればトライします。
ミュンヘン で聴いてみたいわ〜
by 5-saturn
| 2018-01-24 09:31
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