TORINO OLYMPIC
トリノ・オリンピックが始まりました。あたり前ですが冬季オリンピックですから全種目が雪または氷相手の競技ばかりです。これらは全てスベル動作に尽きるのでゲンを担ぐ受験生は見ないようにした方がいいかも(笑) 冗談はさておいて、開会式で一番印象に残ったのはオノ・ヨーコでもソフィアでもパヴァロッティでもありません。それはボランティアによるマスゲーム(スキージャンプする人)です。イタリア人は自己主張が強く団体で行動することが不得手と聞いたことがあります。加えて、日常訓練された人たちなら兎も角、全員ボランティアというから凄いです。結構、細やかでなめらかな動きでしたね。「お国のためなら・・・」という愛国心の表れなのでしょう。おそるべしイタリア人!その昔はムッソリーニのファシズムが統治していたこともあるので、いざというときの団結力は尋常ではないのかもしれません。
今日で開催3日目となりますが、期待された日本人選手は全員苦戦を強いられ、まだメダル獲得には至っていません。採点競技においてメダル争いに食い込むには圧倒的に劣る体格、身体能力を技術でカバーするしかないのですが、その技術評価も絶対的な客観性に基づくものでもないところに割り切れないものを感じてしまいます。これは永遠の課題かもしれません。
アルペン会場のセストリエールは大変気に入りました。雪を頂いた雄大なヨーロッパ・アルプスを背景に急斜面を超スピードで滑り降りる競技、ダウンヒルが行われています。競技そのものはそっちのけでまるで絵のような素晴らしい景色に見入ってしまいます。
by 5-saturn
| 2006-02-13 21:53
| sports
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |