日本女子プロゴルフ選手権に思う
またまたゴルフネタで恐縮です。
昨日、日本女子プロゴルフは、宮里藍が樋口久子の記録を塗り替えて史上最年少優勝しました。藍チャンと呼ばれ、今やゴルフ界のアイドル、米ツアーに参戦し実力もついきて、人気低迷の女子ゴルフ界にとってはまさに救いの女神、良い事尽くめの様です。
2連覇を狙う不動裕里は残念ながら、+6の14位タイに終わってしまいました。
ニドムクラシックコース↑
藍ちゃんファンには申し訳ありませんが、今回実はどうしても不動選手に優勝してほしかったぁ。というのも・・・今回の大会では悪天候のためグリーンコンディションが悪く、ローカルルールとして6インチプレースの救済措置が設けられました。(ボール落下地点のライが良くない場合6インチ以内ボールをリプレイスすることができる)
藍ちゃんももちろんこの救済措置を受け入れたのだが、不動選手は不利を承知でボールのあるがままの状態でプレイしたのです。
藍ちゃんはルール違反をしたわけではないし、特別に許された事を受け入れただけなので非難されることはありませんが、日本女子ゴルフ界をリードする人ならば、もっと己に厳しくあってほしかった。
6インチプレースでのプレイを認めた方も問題だが、それを受け入れた選手は失ったものが大きいと思う。藍ちゃんもこれから世界をフィールドに戦っていくのなら、なおさらやせ我慢でもいいからこの救済措置を拒否してほしかった。
全員が安易な道を選択したのなら女子ゴルフ界の将来は絶望的ですが、今回の不動選手の選択の意味は大きかったのではないでしょうか。
目先の一勝にとらわれることなく、ゴルフの本質にこだわった、ひた向きで、真摯な不動選手の姿勢に拍手を送りたい。優勝以上の価値があると思います。
by 5-saturn
| 2006-09-11 21:36
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