米大統領選挙に注目!
米次期大統領選の予備選挙が始まった。今秋11月まで10ヶ月の長期にわたって選挙戦が行われる。お手軽な日本とえらい違いです。
ブッシュ人気の凋落で有利とささやかれている民主党の候補指名争いも面白くなってきました。
アイオワ州で初勝利したオバマ候補はその勢いのままニューーハンプシャー州での勝利を確信したが、大接戦の末H.クリントン候補が予想を覆し2ポイント差で勝利した。
ふたを開けるまではクリントンの敗北は濃厚だっただけに勝利の瞬間、悲壮な表情から一転して歓喜の涙で顔面に笑みがこぼれていた。その感極まった様子がなんとも印象的でした。
一方共和党はマケイン、ロムニー、ハッカビーが一勝で横並び状態。
しかし、過去20年間アイオワとニューハンプシャーで連勝した民主党候補は全員大統領になっているデータもあるそうなので、この先はまだまだわからない。
アメリカ大統領選挙は、日本人には大変分かりにくいシステムなので、あまり関心が高いとは言えません。でも「対岸の火事」よろしく、のほほんとしてもいられません。
共和党と民主党のどちらが勝利するかで、日本経済には大きな影響が出てくるのはまちがいないから。。。
米景気低迷の一因が日本、中国、韓国にあると主張する勢力がいる民主党に変わったとしたなら日本へマイナス影響は避けられないだろう、、、
一例を挙げれば、仮にH.クリントンが大統領に就き、国民皆保険制度が導入されたなら、4000万人の患者が増え、相当の医師不足が予想され、その結果日本から大量に医師が米に流失してしまうという具体的な話もあります。現状でさえ医師不足といわれている日本はどうなる?
現ブッシュ大統領は、勝手にイラクへ攻め込んだり、アフガニスタンを攻撃したり、テキサス州の石油利権を守ろうとする保守派の本性丸出しだったが、日本の経済活動には理解があり、少なくともアメリカの貿易収支悪化を、他国の所為にして、保護主義に徹するような経済政策はありません。
私たち日本人は選挙権があるわけではないので、どうすることもできませんが、どちらに転んでも対応できるよう今回の大統領選に大いに注目して、それなりの覚悟をしておいたほうがいいかもしれません。
by 5-saturn
| 2008-01-11 12:19
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